ようやく国会がバリアフリー化されたことの「恥ずかしさ」について

ようやく国会がバリアフリー化されたことの「恥ずかしさ」について

7月21日の参院選の結果、れいわ新選組(中二病みたいな名前だね)から2人の障害者議員が当選した。筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の舩後靖彦と重度身体障害者の木村英子。議会内は2人が入場できる作りになっていないので、急遽改修することになった。この2人の当選に対して、少なからぬ批判が起きたらしい。批判の内容は、要約すると「障害者は自ら議員になるべきではない。何かしらの要望があるなら、それを代行してくれる(健常者の)代表を立てるべきだ。障害者議員のためにわざわざ議会を改修するのは税金の無駄遣い」というもの。一見すると、もっともらしく聞こえる。だがこの意見、正しいだろうか。ちなみに、ここでは「障害者」という略称を用いるが、これはすべて「身体障害者」のことを指しており、「知的障害者」は含まれないことをあらかじめお断りして...ようやく国会がバリアフリー化されたことの「恥ずかしさ」について